タイヤのコード簾織について

初期のタイヤは、ゴム引きしたキャンバスを骨格材料にしていた。

しかし、キャンバスは縦糸と横糸とが交差しており、タイヤが走行で変形するたびにこすれ合い、短期間にすり切れてしまう。

現在は、簾のように縦糸を並べ、形を保つための横糸をまばらに入れた簾布を織り、ゴムの薄いシートでサンドイッチ状にはさむ。

簾織の縦糸は、コードと呼ばれる。


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