量子ドット太陽電池とは?

量子ドット太陽電池とは

量子ドットというのは、物質を非常に小さい物質にしたもの(直径10nm以下)です。

量子ドットは、電子をドット内に閉じ込める性質があり、原子と同じような性質をもちます。

すなわち、ドットに光があたると、ドットは光エネルギーにより励起状態になり、
そして、基底状態に戻るときに、吸収した光エネルギーを電気エネルギーに換えて放出します。

量子ドットは、励起に要するエネルギーを自由に設計できる点で優れており、
この量子ドットを利用した太陽電池のエネルギー変換効率は、60%に達すると言われています。

現在、シリコンのSi量子ドットや、カドミウムー硫黄のCdS量子ドットなどが開発されています。


参考にご覧ください