カチオン重合と開始剤

カチオン重合の開始剤には、プロトン酸やルイス酸が使用されます。

ただ、プロトン酸を用いた場合は、分子量の大きい高分子は得られませんので、ルイス酸がよく使用されます。

ルイス酸を使用する場合、ルイス酸のみでは開始反応は起きないため、開始反応を助けるために、ごく少量の水や、酸、ハロゲン化物などが使用されます。

なお、カチオン重合を起こしやすいモノマーは、置換基が電子供与性をもつものが適しています。


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