アジャスタブル・ペッグとは?
アジャスタブル・ペッグとは、調整可能な釘付け相場の意味です。
IMFの設立当初から1973年の変動為替相場制への移行までの期間、主に採用されていた外国為替相場制度です。
基礎的不均衡のない限り、加盟国は、固定為替相場制を採用することとなっていました。
ただし、基礎的不均衡があれば、為替レートの変更ができるようになっており、このことから、「アジャスタブル・ペッグ」と呼ばれていました。
なお、基礎的不均衡がどのような状態をいうのか、定義はなかったと言われています。