消費者信頼感指数について(アメリカ経済指標)

消費者信頼感指数とは、消費者が今の経済をどう感じているのか、さらに、この先の経済がどうなると思っているか、意識調査したもので、結果を点数化して発表されるものです。

消費者信頼感指数を発表する機関には、コンファレンスボードおよびミシガン大学があります。

コンファレンスボード

コンファレンスボードは、「全米産業審議会」とも呼ばれる、非営利の民間調査機関です。

消費者信頼感指数は、1985年を100として、消費者マインドを指数化したものです。
具体的には、5000人の消費者に、楽観、悲観かで回答してもらうアンケートをします。
現状指数として、「経済」、「雇用」の景況感を尋ねます。また、期待指数として、6カ月後の「経済」、「雇用」、「所得」の景況感を尋ねます。
この5項目の平均値を、消費者信頼感指数として発表します。

コンファレンスボードの消費者信頼感指数は、毎月の最終火曜日の午前10時に発表されます。

ミシガン大学

ミシガン大学も、サーベイ・リサーチセンターが消費者マインドを指数化しており、1966年を100として発表しています。
速報値の対象者は300人、確報値の対象者は500人です。
コンファレンスボードよりも先行して発表されます(毎月第2金曜日頃)。
アンケート対象者の人数がコンファレンスボードよりも少ないため、指数のブレが大きいのが特徴ですが、ミシガン大学消費者信頼感指数でトレンドを推測することができます。


参考にご覧ください