扉の取替えの理由書の例文

扉の取り替え工事の住宅改修で介護保険の給付を申請するときの、工事が必要な理由の記載例を紹介します。

基本的には、「本人の状況」→「介護の状況」→「どう改善したいか」の流れで書きます。

市区町村ごとの書式に合わせてご活用ください。

例文1  回り込む動作が負担

大腿骨の骨折を経験して以降、体が弱り、移動に不自由することが増えました。

通常は室内の移動は家族が介助していますが、体を支えながら部屋の出入り口の扉の開閉をするのは負担です。

また、ひとりで移動するときも、扉を回り込む動作が負担となっています。

扉を開き戸から引き戸に替えて、本人が扉を開閉できるようにしたいと考えます。

例文2 車椅子でもトイレに行けるようにしたい

脊髄圧迫骨折をしてから、車椅子生活となりました。

現在、室内の移動は車椅子でできています。

しかし、トイレの扉が内開きのため、車椅子が邪魔となり、トイレに入ると扉を閉めることができません。

また、家族の介助でトイレに入っても、排泄後、座ったままでドアを開けにくい状態です。

引き戸であれば、車椅子でも、自力で開け閉めできると思われ、排泄動作の自立に繋がります。

例文3 玄関を引き戸にしたい

リウマチのため下半身が不自由な状態で、車椅子生活をしています。

問題は、本人が玄関の開き扉を開けるとき、ドアノブを持ったまま、後ろに下がらなければいけないことです。

本人のストレスが大きく、また、かなり力のいる作業ですので、数年後には本人では開けられなくなります。

自分で出入りしやすくなるよう、玄関の扉の引き戸への交換を希望します。


参考にご覧ください