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年金の世代間対立に思うこと

少子高齢化は深刻です.

日本の人口は,令和35(2053) 年に,1億人を割って9,924万人となると推計されているようです.

さらに,2065年には,65歳以上の者「1人」に対して,15~64歳の者「1.3人」と推計されています.

一方,歳出に占める社会保障費の割合は増加しています.

なお,特例公債の発行額も,平成30年度当初予算ベースですが,27.6 兆円と,かなりの額です.

負担を将来世代に先送ることの問題は,少子高齢化によって深刻さを増しています.

この問題を語るとき,メディアなどでは,よく,年金を話題に,「若者vs老人」という対立構造が持ち出されます.

『年金には,世代間で不公平がある』という,例のやつです.

これは,「老人への年金支給額を減らすべきだ」なんていう主張につながったりします.

しかし,社会保障の問題は,世代間の対立構造を忘れたほうが幸せになれる感じがします.

政治的に難しいのかもわかりませんが,「持てる者」から「持たざる者」への富の移転(富の再配分)が,しっかりと行われるような課税が実現すればいいわけです.

いずれにせよ,公平感のある社会を,うまく実現してほしいものです.