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化学

サルバルサンやペニシリンの構造式

1911 年に開発されたサルバルサン.

サルバルサンの構造式
サルバルサンの構造式

日本では 1944 年ごろから使われたペニシリン。

ペニシリンの構造式
ペニシリンの構造式
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化学

負触媒とは?

負触媒とは、反応の速度を遅くするための触媒のことをいいます。

たとえば、ハロゲン化物消化剤は、ハロゲン元素の不触媒作用を利用しています。

なお、通常の触媒は、反応の活性化エネルギーを下げることで、反応速度を速くします。

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化学

グッタペルカとは?

グッタペルカとは、イソプレンを人工的に重合したものです。

グッタペルカは、ゴムと違い、硬い樹脂で、弾力性はありません。

ゴムとグッタペルカの違いは、分子の二重結合周りの立体配置です。

すなわち、ゴムシス配置であり、グッタペルカトランス配置です。

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化学

累積ジエン、共役ジエン、孤立ジエンの違いとは?

累積ジエンとは、累積二重結合(C=C=C)を含むジエンのことです。

共役ジエンとは、共役二重結合(C=C-C=C)を含むジエンのことです。

孤立ジエンとは、相互の二重結合が孤立しているジエンのことです。

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化学

化学当量とグラム当量の違いとは?

化学当量

化学当量とは、化学反応性に基づいて定められた元素や化合物の一定量です。

「水素原子の1mol」または「酸素分子の1/2mol」と、化合または置換しうる他の元素の量をグラムで表し、1当量とします。

グラム当量

グラム当量とは、元素または化合物の化学当量の数値にグラムをつけた量です。

たとえば、Naは22.99gであり、H2SO4は49.04gです。

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化学

アノマー効果とは?(anomeric effect)

アノマー効果とは、ヘテロ原子を含む飽和六員環において、ヘテロ原子のα位に置換した電気陰性基が、炭素六員環の場合に比べて、よりアキシアル位を優先してとる傾向をもつ現象をいいます。

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化学

セミEV加硫とは?

セミEV加硫とは、加硫系において硫黄の配合量を減らし、かつ、多量の加硫促進剤を使用することです。

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化学

カテコラト錯体とは?

カテコラト錯体とは、カテコール「C(OH)」から、2つある「OH」の「H」が2つとも解離して生じるイオンが、金属イオンに配位した錯体です。

参考:カテコール

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化学

誘導適合とは?

誘導適合とは、酵素分子が基質をくわえるように働いてしっかりと抱き込み、化学反応が起こりやすいようにする現象のことをいいます。

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化学

高分子の分子鎖と運動性について

高分子の分子鎖と運動性についてのメモ。

分子の運動性が高い状態を、「液体状態」という。

分子の運動性が低い状態を、「固体状態」という。

「固体状態」では、結晶組織と、ランダムコイルの形状の組織(「非結晶組織」または「ガラス体」という)とが混在している。

高分子物質がゴムとしての性質を有するのは、液体状態のときである。