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エヌビディアの株の買い方(chatgpt関連銘柄、米国株)

エヌビディアの株についての記事です。

AI革命で真の勝者になるのは、ChatGPTやBardでもなくエヌビディア(NVDA)であると言われています。

冒頭に書いてしまいますが、日本の証券会社では、マネックス証券や楽天証券などで、エヌビディアの株(現物)を買うことができます。

エヌビディア

エヌビディアは、グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の世界的リーダーです。

GPUは、コンピュータグラフィックスや人工知能(AI)などの高度な計算に必要な半導体チップです。

エヌビディアは、PCゲームやデータセンター、自動運転車などの分野で高いシェアと技術力を持っています。

エヌビディアの株価は、2023年3月1日時点で232ドル/1株でした。

これは、2021年7月に実施した1対4の株式分割を考慮したものです。

株式分割前のピーク時には、289.46ドル/1株3まで上昇していました。

その後、市場全体の調整や英国半導体設計大手ARMの買収断念などの影響で下落しましたが、最近では再び上昇トレンドに入っています。

エヌビディアは、今後も成長すると期待される理由がいくつかあります。

まず、GPU市場自体が拡大しています。

特にAIやクラウドコンピューティングなどの需要が高まっており、エヌビディアはこれらの分野で優位なポジションを築いています。

また、ゲーム市場も依然として強力であり、新しいGPUアーキテクチャ「Ampere」や「Hopper」などで性能を向上させています。

次に、エヌビディアはM&Aで業容を拡大しています。

2020年4月には通信機器大手メラノックスを約70億ドルで買収しました。

これにより、データセンター向け製品やサービスの幅を広げることができました。

またARM買収断念後も他社と提携する可能性があります。

最後に、エヌビディアは堅実な財務状況を維持しています。

売上高や利益は増加傾向にあります。また予想PER(連)78.80倍という水準も業界平均より低く評価されていると言えます。

以上のことから、エヌビディアは投資価値が高い銘柄だと言えます。

長期的な視点で見れば、今後も成長する可能性が大きくあります。

chatgptとエヌビディア

ChatGPTは、オープンAIが開発した対話型の人工知能です。

人間に近い文章作成能力を持ち、さまざまな話題について会話ができます。

ChatGPTは、エヌビディアの高性能なグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を利用しています。

GPUは、コンピュータグラフィックスや人工知能などの高度な計算に必要な半導体チップです。

エヌビディアは、GPU市場で世界的なリーダーであり、ChatGPTのようなAIモデルが必要とする演算能力を提供しています。

ChatGPTの公開以降、エヌビディアの株価は急上昇しました。

ウォール街では、ChatGPTの可能性からエヌビディアに利益が期待されています。

シティグループの推計では、ChatGPTの急成長は向こう1年でエヌビディアに30億-110億ドル(3900億-1兆4350億円)の売上高をもたらす可能性があるそうです。

さらに、エヌビディアは、上記のように、GPU(グラフィックス処理装置)を中心に、人工知能(AI)に関連する半導体のシェアが高い企業で、AI半導体の世界シェアは8割を占めているところ、同社は、AIの「頭脳」であるCPU(中央演算処理装置)に参入することを発表しており、AIの「頭脳」をめぐる競争の構図が変わり始めています。

 

エヌビディアの株が買える日本の証券会社

エヌビディアはNASDAQに上場している米国株式なので、米国株式に対応している証券会社であれば取引が可能です。

日本の証券会社では、マネックス証券や楽天証券などが米国株式の取扱銘柄数が多く、手数料や為替手数料も比較的安いと言われています。

また、CFD取引に対応しているFX業者でもエヌビディアの株価に連動した取引ができます。

CFD取引は現物投資と違ってレバレッジをかけられたり、売りから入れたりするメリットがありますが、リスクも高いので注意が必要です。

エヌビディアの株を買わない理由

なお、買わない理由も試しに考えるならば、いくつかあります。

例えば、以下のような点が挙げられます。

決算が不調で売上や利益が減少している。

ゲームPCや仮想通貨マイニングの需要が低下している。

アーム社の買収が断念されたことで将来的な成長戦略に影響が出る可能性がある。

株価が過剰に高騰しており、割高感や調整リスクが高い。

以上の理由から、エヌビディアの株は現時点では買わない方が良いとも考えられます。

もちろん、市場環境や業績動向によって見方は変わるかもしれませんが、今後も注意深く分析する必要があります。

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金融危機の後の米国の株価と金価格(GOLD)の底打ちのタイミング

2022年11月現在、ビッグテックと呼ばれる、いわゆるGAFAMの株価が大きく下落するなど、コロナバブルは崩壊に向かっています。

主な原因にはFRBによる政策金利の引き上げ(利上げ)があるわけですが、今後、どのように株価が推移していくのかについては大きな注目が集まっています。

そんな状況の中、私が気になるのは、貴金属の価格、とくに金価格が、これからどのように推移するのかということです。

ロシアによるウクライナ侵攻や、イギリスの政治的混乱によるポンド危機、アジア諸国による金の輸入量増大など、金価格に大きく影響する事象が多く発生していることもあり、注目しています。

過去を振り返る

今般のコロナバブル崩壊については、さまざまなアナリストが分析をされています。

アナリストの中には、過去の金融危機のときの金融商品の値動きを参考にしている人もいて、私もそれに倣い、過去を振り返ってみたいと思いました。

過去から何か示唆を得ることはできるでしょうか?

金融危機と金価格

1.リーマンショックと金価格

まず、2008年のサブプライムローンの問題をきっかけとして発生した金融危機のその後、米国の株価と金価格が、どのように推移したのかを見てみます。

こちらは、2007年の初めのころを基準に、S&P500(青色ライン)、ナスダック100(水色ライン)、ならびに金価格(オレンジライン)の推移を比較したグラフです。

金融危機ののち、いずれも、価格は上昇していくわけですが、底打ちしたタイミングが重要です。

このグラフをみると、金価格の底打ちが、株価の底打ちよりも早く訪れていることが分かります。

 

金価格、ナスダック、s&p500

金価格の底打ちは、2008年10月末である一方、株価の底打ちは、2009年の3月と、両者には約4か月のずれがあります。

2 ITバブル崩壊

さらに、いわゆるドットコムバブルとも呼ばれるITバブルのときは、どうだったのでしょうか。

このときも、株価の底打ちのタイミングよりも、金価格の底打ちのタイミングのほうが早く訪れています。

金価格、ナスダック、s&p500

いずれの金融危機をみても、金融危機の終盤では、株よりも金(GOLD)に資金が集まりやすいことを示しています。

 

コロナバブル崩壊後の金価格予測

繰り返しになりますが、これまでの金融危機を参考にすると、金価格の底打ちは、株価の底打ちよりも早く訪れます。

今回のコロナバブル崩壊においても、同じように推移することが予測されます。

特に、米国の金利がピークアウトしたタイミングでは、ドルと金の相対的な金利差が縮まることになりますから、そのタイミングでは、多くの資金が金に向かうことが予想されます。

アメリカの政策金利のゴール(ターミナルレート)は、「5%を超える」とも言われ出し、いまだ定まらない状況ですが、金価格の推移とあわせて、注視していきたいと思います。

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プラチナが1000ドルに回復

こちらは過去に書いた記事の再投稿になります。


最近まで、ネット上では、貴金属のゴールドやシルバーは、現物市場に比して巨大な先物市場の売り圧によって、不当に価格が抑えられているという話を見聞きすることが多くありました。

それが不当かどうかは当事者などの主観によるところもあるので、わたしにはわかりませんが、現物取引をしない投資家が価格形成に参加するのは仕方なく、それが市場というものだと理解をしています。

さて、貴金属については、米国の金利がピークアウト観測が出始めてから、投資資金が集まってきています。

ゴールドが日に3%上昇するような日もあり、活況となっています。

シルバーにいたっては、日に7%上昇するときまであります。

そういった市況の変化を受け、プラチナ価格については、投稿時点で、1000ドルを突破したところです(トロイオンスあたり)。


プラチナ>ゴールド

このところの貴金属の価格推移を見てみると、ひとつ面白いことに気がつきました。

それは、プラチナの価格についてです。

ゴールドが上昇するときは、一緒に上昇するのはもちろんなのですが、ゴールドが下落する場面では、ゴールドほど下落しないということに気がつきました。

プラチナは値動きが堅調ということです。

中期的に見て、プラチナはゴールドに比べて上昇幅が大きくなっています。

これを視覚的に表現するには、プラチナの価格をゴールドの価格で割ったものの推移をグラフにするのが便利です。

それを参照すると、プラチナが、ゴールドに比べて安くなってきたことから、下方向に推移しているのですが、これが、最近は上向いています。

つまり、ゴールドよりも、プラチナが買われているということを示しています。

プラチナへの投資の背景は?

なぜ、ゴールドよりもプラチナが買われているのでしょうか。

理由を調べてみると、プラチナの供給不安があるようです。

プラチナの生産国1位の南アフリカでは、電力不足から停電が繰り返し起きるなどの事態が起きています。

それにより、短期的に、プラチナの生産量が低下するとの見方があるようです。

また、需要面については、中長期的な話になりますが、水素社会への移行に向けて、触媒としてのプラチナへの需要が高まるという予測があります。

南アフリカ共和国の水素市場https://www.jetro.go.jp/world/reports/2022/02/26ab0f78a0b75ee0.html

こちらのJETRO(ジェトロ)の説明が分かりやすいと思われますので、もしよければご参照ください。

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トルコと金の輸入量

イスタンブール金取引所の統計によると、9月のトルコの金輸入量は、前年同月(2.16トン)から約18倍増の39.03トンとなりました。

2018年1月(44.21トン)以来の高水準ということで、かなり金の需要が増していることが分かります。

この背景にあるのは、トルコの通貨(トルコリラ)の下落です。

ドルと比べ価値が大幅に下落しています(2022年10月28日現在)。

こちらはトルコリラのリアルタイム価格(チャート)です。


参考Webサイト

9月トルコ金輸入量、2018年1月以来の高水準

 

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ボリンジャーバンドは役に立つのか?正規分布について考える

ここでは、テクニカル指標として有名なボリンジャーバンドに関する否定的な意見を述べます。

あくまでも私個人の見解であり、最終的な判断は読者の皆様にお任せしたいと思います。

それでは、さっそく。

ご存じのように、ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成され、移動平均を表す線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標です。

価格の大半がバンドの中に収まる、という統計学を利用した指標と言われています。

具体的には、つぎのような確率とされています。

しかし、これをトレードに積極的に使うのは、実は、間違っているんじゃないかというのが、私の見解です。

なぜなら、標準偏差をもとに確率の議論する前提として、データが正規分布していることが重要だからです。

世の中には、ボリンジャーバンドに関する解説が多数存在していますが、この点を注意事項として述べたものを見たことがありません。

ここで、価格が正規分布していない事例を紹介するため、S&P500を見てみました。

2009年の1月2日から2022年10月28日までの終値をヒストグラムにして調べてみました。

すると、明らかに、正規分布ではないことが確認できました。

このような正規分布でないことのあるデータに対して、ボリンジャーバンドを使うことは不適切であると思います。

ちなみに、S&P500であっても、チェックする期間や時間足を変えれば、価格が正規分布する箇所は見つかるでしょう。しかし、それは人為的です。

なお、長期的に、価格が正規分布になっている金融商品を探して見つけだすことができれば、ボリンジャーバンドを活用できるとも思えますが、それは今後の検討課題です。

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貴金属のCFTC建玉明細の見方を分かりやすく

貴金属には金(ゴールド)や白金(プラチナ)があり、現物取引のほかに、先物取引も行われています。

この先物取引では、大口ファンドや小口ファンドが、建玉を買ったり売ったりしています。

そのデータは、米先物取引委員会(CFTC)によって集計・公開されており、だれでも見ることができます。

そこで、このCFTCの建玉明細の見方を説明します。

リンク先はこちらです。

Commitments of Traders | CFTC

貴金属のデータを見るには、「Disaggregated Futures Only」の列の「Metals and Other」の行をチェックします。

Long Formatをクリックすると、データを閲覧できます。

その中に、PALLADIUM(パラジウム)、PLATINUM(プラチナ)、SILVER(シルバー)、GOLD(ゴールド)と掲載されています。

GOLD(金)などの表を見てみましょう。

大口ファンドのポジション

いわゆるフ大口ァンド(大口投機玉)のポジションの動向は、Managed MoneyとOther Reportablesの箇所に書かれている数字を合計します。

なお、差し引きは、投機玉ネットと呼ばれます。

小口ファンドのポジション

いわゆる小口ファンド(小口投機玉)ののポジションの動向は、Nonreportable Positions の箇所に書かれている数字を参照します。

データをグラフ化してくれているサイト

このようなデータを、グラフ化してくれている第一商品という会社があります。

http://legacy.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=7180

当該サイトでは、大口ファンドのポジションの偏り(投機玉ネット)の推移を示してくれています。

貴金属の取引をするにあたっては必須のデータとなりますので、毎週の確認を欠かさないことが大切です。

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Pinterestはポルノやアダルトなどが禁止!!

先日、米国株の銘柄として紹介したピンタレストについて、あらたに情報をお届けします。

それは、ピンタレストに期待できる、ひとつの理由と言えます。

それが何かといえば、記事のタイトルにしましたように、ピンタレストが、明確にポルノやアダルトなどを禁止していることです。

それは、ガイドラインに明記されています。

以下、ガイドラインからの引用です。

Pinterest はポルノを投稿するための場ではありません。アダルトコンテンツや性的に露骨なコンテンツは制限または削除の対象となります。それには次の内容が含まれます:

  • フェティシズムを表した画像
  • 明らかに性的な発言
  • 性行為を描写する画像
  • ポーズ、カメラアングル、小道具がポルノの意図を示唆するヌード画像

Pinterest は、ポルノとそうでないコンテンツを区別するために最善を尽くしています。たとえば、性的な健康問題、授乳、乳房切除、芸術、教育、適切な成人のヌードはポルノでないと判断されますが、偶然目にしたユーザーに不快感を与えないように制限することがあります。

 

監視が効いている

さらに、きちんと監視をしている点が評価されます。

一般のSNSや掲示板などでは、ポルノやアダルトコンテンツが溢れていても、運営は、それを放置しがちであり、それが原因で、ユーザー離れ(特に女性)が起きたり、ユーザー同士の衝突が起きたりすることが日常茶飯事となっています。

しかしながら、ピンタレストでは、スタッフたちが、監アップロードされた画像や、ピンが保存されたボードをチェックしており、必要に応じて、コンテンツを削除しています。

ちなみに、ピンタレストが明確に禁止しているコンテンツには、ポルノなアダルトのほかにも、搾取、ヘイト、虚偽、嫌がらせ、暴力など、多岐にわたります。

このような運営の姿勢は、ピンタレストの主要なユーザーが女性であることや、企業の態度に敏感な若年層が多く利用していることなどを踏まえると、適切な措置であると言えましょう。

広告主にとってメリット大

投資の観点でみると、そのような、いわゆる「悪いコンテンツ」が少ないプラットフォームには、広告主にとって、広告を出稿するインセンティブが働くと思われます。

とくに、プランドイメージを重視するブランドには、親和性が高いと思われます。

たとえば、Twitterには広告を出さないけれど、Pinterestには広告を出す、という企業が現れることは容易に想像ができます。

 

今後もPinterestに注目して、不定期で情報をお届けしていきたいと思います。

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ネクステラ・エナジー(NEE)の株を取引するには?

注目の再エネ企業ネクステラ

いまアメリカで注目の発電企業が、ネクステラです。

1925年にその前身となるFPL(フロリダパワーandライト)に始まった会社で、2000年代になってから、風力発電や太陽光発電に進出しました。

いまではアメリカで急成長してきた発電会社として知られるようになりました。

この会社についての象徴的な出来事は、2020年の10月に、一時的ではありますが、株式市場において、エクソンモービルの時価総額を上回ったことでしょう。

このようなニュー・エコノミーへのシフトは、電気自動車(EV)の分野でも見られます。

メーカーのテスラが時価総額でトヨタ自動車を抜き、自動車業界の首位になったことが記憶に新しいでしょう。

ネクステラについて

ネクステラはフロリダ地盤の電力会社です。

子会社のネクステラ・エネジー・リソーシズ(NEER)が米国33州やカナダで風力や太陽光発電の再生エネルギー発電を行っています。

同分野では世界最大級で売上全体の約3割を占めます。

売上の約6割を占めるフロリダ・パワー&ライト(FPL)は、フロリダ州の約半分にあたる約500万世帯を顧客としています。

ネクステラに関する取引方法

ネクステラエナジーについては、株を購入する方法と、レバレッジ取引をする方法とがあります。

ネクステラの株を買える証券会社

私も、つい最近からネクステラの株を買い始めました。

ある程度の金額をまとめ買いする一方で、毎月一定額を買うように積立設定もしています。

私が使っているのは楽天証券と、auカブコム証券。 楽天証券やauカブコム証券であれば、ネクステラの株は、確実に購入が可能です。

米国株の取り扱いは、ほかにも、SBI証券もやっていますから、SBI証券でも買えるかもしれません。

なお、購入の際は、米国ドルでの取引となります。すなわち、為替変動のリスクがあります。

ネクステラの株でCFD取引ができる証券会社

じつは、ネクステラエナジーは、株を購入しなくても、CFD取引ができます。

私が知る限り、可能なのは、LINE証券です。

日本円で取引しますので、為替変動のリスクはありません。

現在の株価

こちらに、現在のネクステラエナジーの株価チャートを載せています。

基本的には右肩上がりであり(本記事の投稿時点)、今後の成長が期待できます。


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ピンタレスト(PINS)の最新株価は?

米国株のピンタレスト(Pinterest)について注目してみました。

IPO価格は、19ドルでした。

この記事の投稿時点では、24.38ドルです。

発行株式数は、587,550,853株です。

最新の株価

ピンタレスト(Pinterest)の最新の株価は、こちらになります。


 

業績

業績については、米現地10月27日の通常取引終了後にSECに8-K(重要事項報告書)が提出され、そこでは、2022年度第3四半期(7-9月)の業績が、以下のように報告されていました。

  • 全世界の月間アクティブユーザー数(MAU)は、前年同期比横ばいの4億4,500万人
  • 売上高は、前年同期比8.2%増の6億8455万ドル
  • 営業損益が6937万ドルの赤字(前年同期9845万ドルの黒字)
  • 税引前損益が7017万ドルの赤字(同9445万ドルの黒字)
  • 最終損益が6518万ドルの赤字(同9400万ドルの黒字)

 

ピンタレストと日本

ところで、ピンタレストは、日本において、着実にユーザー数を増やし続けています。

また、日本のメインユーザーが女性であることは、大きな特徴です。

また、Googleトレンドをチェックしてみると、ピンタレストの検索数は、右肩上がりです。

ピンタレストの検索動向Googleトレンドより
ピンタレストの検索動向Googleトレンドより

 

さらに、ピンタレストは、日本で広告事業を2022年6月1日より配信し始めました。

筆者がピンタレスト(Pinterest)に注目したのも、それが理由です。

ピンタレストの広告主

ピンタレストを覗いてみると、少し覗いただけで、さまざまな広告主が、広告を出稿しているのがわかりました。

とくに、下記のような大手企業が広告を出しているのが発見できました。

  • Apple
  •  Microsoft
  •  Adobe
  •  iRobot
  •  Panasonic
  • 電通
  • キーエンス
  • ユニクロ
  • puma
  • 三井住友カード
  • 楽天カード
  • マイナビ
  • ニトリ
  • リンナイ
  • ライオン
  • 住友林業
  • 日産自動車

幅広い分野の広告主がいて、ピンタレストが、信頼されているプラットフォームであることがわかります。

将来性

日本での人気度が上昇する中での、広告事業の配信開始ということで、今後の成長に期待が持てます。

FacebookやTwitterがあまり成長期待が薄れる中で、ピンタレスト(Pinterest)の株を買ってみるのは、ひとつの選択肢かもしれません。

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プラチナ価格にバックワーデーション発生中

商品市場では、現物受け渡しまでの期間が短いものの価格よりも、現物受け渡しまでの期間が長いものの価格の方が高い状態を「コンタンゴ」と呼びます。

反対に、現物受け渡しまでの期間が短いものの価格よりも、現物受け渡しまでの期間が長いものの価格の方が低い状態を「バックワーデーション」と呼びます。

プラチナ価格のバックワーデーション

さて、このごろのプラチナの価格を見てみると、先物価格のほうが安くなっている現象が見られます。

すなわちバックワーデーションです。

過去を振り返ると、2000年くらいから数年間、バックワーデーションの状態が継続していました。

このころ、プラチナの価格は、大きく上昇してきていましたが、その後のリーマンショックを境に、プラチナ価格は大きく下落しました。

その後、上記の月足のチャートでは、二回、バックワーデーションの時期があり(それらは一時的でしたが)、そして現在、再びバックワーデーションが発生しています。

バックワーデーションの理由

調べたところによると、バックワーデーション、プラチナの現物の保有にメリットがあるために発生しています。

プラチナの現物の供給が少なくなり、しかも利用可能な在庫が少ないということです。

たしかに、NYMEXのプラチナ在庫を調べてみると、11月10日に、152,329トロイオンスと、減少傾向です。

プラチナの価格について

最近は、米国の金利の上昇がピークアウトするという見方が広まり、それにより、米国債の金利低下が起こり、貴金属の価格の上昇が見られています。

中でも、プラチナについては、他の貴金属よりも上昇の強さが目立ちます。

この背景に、バックワーデーションがあるという話があります。

プラチナの先物市場(先渡し市場)では、売りポジションを保有している市場参加者は、納会日までにプラチナの現物を調達するか、あるいは、反対売買(買い戻し)などをしなければなりません。

現物の供給が少ない現状場では、反対売買をせざるを得ないため、結果的に価格の上昇につながってくるというわけです。