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親ガチャどころではない国ガチャと、援助・支援

最近、親ガチャという言葉が話題です。

親は選べないし、幸・不幸は親次第、人生はガチャと同じというわけです。

ところで、いま、『国ガチャ』という言葉が登場しています。

国ガチャとは、名の通り、どの国に生まれるかで、人生が全く違うという意味です。

この言葉は、「親ガチャなんて、大したことない。日本に生まれただけでお前は幸せ。」という文脈で使われることが多いようです。

ところで、以前に、子ども一人当たり10万円を配る、なんて話がありましたね。

これについては、貧困の大人は救われないのは何故かという意見もあってようです。

さらには、子どもが多い家庭は、比較的、所得が高いため、高所得者は丸儲けという批判も。

そもそも、給付とは、一時しのぎにすぎません。

たとえば、発展途上国を応援しようとする場合、「援助ではなく支援が必要だ」と言われますね。

魚をあげるのではなく、長期的な視点で、魚の釣り方を教えてあげるべし、ということなのですが、

国内の子どもに一人当たり10万円配るというのは、ここでいう『援助』に近いものですね。

それに、配り方もいまいち。

親の懐に入って終わりです。

小学校の給食費や備品代を無料にするとかでいい話だとは思います。