ある日、
ベネッセから、保護者に向けた小学生のプログラミング教育についての資料が届きました。
読んでみると、なんだか、モヤモヤしました。
そこに書いてあったことに、疑問を感じたんですよね。
資料には、「最適な解決策を導き出すことができる力」が身につくというようなことが書かれていたのです。
これは、やや行き過ぎた表現ではないでしょうか。
「効率がよい解決策を導き出すことができる力」と言うのなら、理解はできますが(それでもまだ誇張ぎみかも)。
誤解を招くと思うのです。
まぁ、ベネッセは、保護者に誤解してほしくて、こういう曖昧な表現を使っている気はしますが。
こういうのを見ると、なんだかなぁ…と思ってしまいますね。
プログラミングで体験できるのは、トライアンドエラーであり、
身につくのは、他者への論理的で明確な指示を考える力(ここでは他者はコンピュータというわけですが)や、
それを通じて得られる論理的思考力だと思うのです。