キリストが「水をワインに変えた」という奇跡を起こした話が描かれている(ヨハネの福音書に残されたエピソード)。

所蔵はルーブル美術館。
キリストが「水をワインに変えた」という奇跡を起こした話が描かれている(ヨハネの福音書に残されたエピソード)。
所蔵はルーブル美術館。
ティツィアーノが、ジョルジョーネの[眠れるビーナス]を模倣したとされる1枚。官能的な表現が特徴的。
🔗La Venere di Urbino di Tiziano | Opere | Le Gallerie degli Uffizi
ジョルジョーネの有名な作品のひとつ。
当初、キューピッドが描かれていたが、のちに牧草地の緑で塗りつぶされた(キューピッドの断片がX線写真で見られる)。
HA-MRSAとCA-MRSAの違いを勉強しました。
ただ箇条書きしただけなので、整理はできていませんが、ご参考まで。
2016 年に発表された「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」の中では、“2020 年には黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性率を 20%以下に低下させるという目標が打ち出されている。
・MRSA は 疫学的に市中感染型(community‒acquired MRSA:CA‒MRSA),医療関連感染型(hospital‒acquired MRSA:HA‒MRSA),家畜関連型(livestock‒associated MRSA:LA‒MRSA)に分類されることがある。
・従来、入院患者から検出される MRSA は SCC-mec IIaのいわゆる院内感染型MRSA(HA-MRSA)が多数を占めていた。
・近年、SCCmec IVに代表される市中感染型 MRSA(CA-MRSA)の増加が指摘されている。
・CA-MRSAは、病原因子として表皮剥脱毒素(exfoliative toxin:ET)やパントン・バレンタイン型ロイコシジン(Panton-Valentine leukocidin:PVL)を産生する株の割合がHA-MRSAよりも高いと言われる。
・CA-MRSAの産生するPVLという白血球破壊毒素は、急激で重篤な致死性の壊死性肺炎や軟部組織感染を起こす主要な原因とされることから、CA-MRSAは世界的に警戒されている。
・なお、ETは、膿痂疹やブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(staphylococcal scalded skin syndrome:SSSS)の原因となる毒素である。
PBP2’の構造遺伝子はmecAである。
mecAは、SCCmec(staphylococcal cassette chromosome mec)と呼ばれる染色体カセット上に存在する。
SCCmecはアロタイプがあり、Ⅰ~XI型まで分類されている。
SCCmecがS.aureusの染色体に組み込まれ、βラクタム系薬に耐性を獲得したのがMRSAである。
HA-MRSAのSCCmec typeは、Ⅰ~Ⅲ(主にⅡ)であり、CA-MRSAのSCCmec typeは、ⅣとⅤ(主にⅣ)である。
HA-MRSAは、New York/Japan(ST5/SCCmecll),Pediatric(ST5/SCCmec IV),Berlin(ST45/SCCmec IV),Iberian(ST247/SCCmec I A),Brazillian(ST239/SCCmec皿),EMRSA-15(ST22/SCCmec IV),EMRSA-16(ST36/SCCmec IDが知られている。
CA-MRSAは、主に米国に分布するUSA400(STI/SCCmec IVa)やUSA300(ST8/SCCmec lVa),主に欧州に分布するST80/SCCmec IV,世界中に分布するST30/SCCmec IVc(またはIVa),台湾や米国に分布するST59/SCCmec V,より新しいST22/SCCmec IVaが知られている。
参考:小児科臨床 VoL68 No 12 2015
CA-MRSAは、HA-MRSAと異なり、MPIPCやCFX、カルバペネムなどのβラクタム系薬に対しては軽度~中程度耐性を示し、マクロライド系薬,クリンダマイシン、ミノサイクリン、キノロン系薬、アミノグリコシド系薬には感性を示すことが多いと言われる。
これは、薬剤感受性パターンからCA-MRSAを推測することができる、ということになる。
参考:「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」診断と治療 vol.104 no.6 2016(49)
MRSAの保菌による医療関連感染症の発症を予防する一つの方法として、除菌療法がありうる。
MRSA の除菌療法には,鼻前庭部位へのムピロシン軟膏/ポビドンヨード液塗布療法,消毒用アルコール塗布療法,抗菌薬の内服療法などがある。
国内では、鼻前庭部位に塗布して除菌する治療薬として,現状使用可能な薬剤はム
ピロシン軟膏(商品名:バクトロバン軟膏)のみである。
参考;MRSA 保菌者対策(小児外科 52(1): 50-53, 2020)
バンコマイシン,テイコプラニン,アルベカシン,ダプトマイシンなどの点滴の場合は、十分な有効性と安全性を確保するために,必ずtherapeutic drug monitoring(TDM)を実施し,用法・用量を調節することが重要である。
リネゾリドは、腎機能に応じた用法・用量の調節は不要とされているが,腎機能低下時に骨髄抑制が早期に,高率に発現することが報告されている。
なお、ダプトマイシンは、小児については国内未承認である。
・CA-MRSAは、HA-MRSA に比し薬剤耐性は高度ではなが、治療に難渋する例が報告されている。CA-MRSAについて、臨床経過の解明が重要である。
・MRSAの保菌者に、MRSAに抗菌活性を有しない抗菌薬を
投与した場合、常在菌が抑制されMRSAの選択的な増殖が可能となり、MRSAによる感染リスクを高める要因となる。
描かれている女性はラファエロの恋人と言われている。
左手の薬指には婚約指輪が描かれていたが、2人の関係は秘密であったため、ラファエロの死後に弟子たちによって塗りつぶされた。
ラファエロの作品の中でも広く人気を集める作品。
聖母マリア、キリスト、そして聖ヨハネが描かれている。
所蔵:ウフィティ美術館
🔗https://www.uffizi.it/video/raffaello-sanzio-nella-sala-di-saturno-di-palazzo-pitti
中心で議論するプラトンとアリストテレス。
一点透視図法で描かれている。
黒いベレー帽をかぶった右端の人物は、ラファエルの自画像である。
所在:バチカン美術館(バチカン宮殿),Vatican Palace
システィーナ礼拝堂の祭壇画。キリストが死者に裁きを与えている。左側では、人々が天国に向かって上昇。右側では、地獄へ堕ちる人々。
所在:システィーナ礼拝堂
システィーナ礼拝堂の天井画のうち、最も有名な部分。
人間の創造のエピソードが描かれている。
所在:システィーナ礼拝堂
作品は、アーティストの手を離れると、さまざまな人によって鑑賞されます。
鑑賞者は、多種多様。
現代アートの場合、展示場で、作品に解説がつけられていることは少なく、たいてい、解釈の仕方は、鑑賞者に委ねられます。
ゆえに、鑑賞者が、作品を、アーティストの意図とは違う形で解釈することがあります。
きょうは、それを体験した日でした。
わたしは本日、とある展覧会を観るために、大阪にある国立国際美術館にいったのですが、そこで、マーククイン(MARC QUINE)というアーティストの彫刻を見る機会がありました。
下着姿で、瞼を閉じて座っている女性の彫刻でした。
実物を見てもらうことができなくて残念ですが、みなさんは、この彫刻の画像を見て、何を思い、何を感じるでしょうか。
わたしは、初めてこの彫刻を見たとき、とくに何も考えなかったのですが、ふと、彫刻の横に標示されていた彫刻のタイトルに注目しました。
そこに書いてあったタイトルは、「美女と野獣」。
タイトルを見て、わたしはこんなことを考えました。
「美女と野獣」??
美女とは、この彫刻のことだろうな…
では、野獣は一体どこに…?
そうか、ひょっとしたら、、、
野獣とは、この女性を鑑賞する鑑賞者のことを意味するのかもしれないな。
さて、こんな解釈で、この彫刻作品を鑑賞したわたしですが、家に帰宅してから、この作品のことを調べてみると、マーククインの公式サイトに、こんな説明が載っていました。
あえて訳さずに転載してみます。
http://marcquinn.com/artworks/single/beauty-and-the-beast
Artwork Details:
Type
Sculpture
Year
2005
Medium
Polymer wax and freeze-dried animal blood
Dimensions
83h x 62.7w x 80.5d cm
“As a companion piece for Chemical Life Support, I made Beauty and the Beast, a portrait of a young girl asleep, yet alert, as if under an enchantment. It’s made of polymer wax mixed, not with a medical drug, but with freeze-dried animal blood bought commercially (usually used for fertilizer). She becomes an ark, possessed by all these animals, beauty and the beast in one. This work is about the co-existence of innocence and corruption in the world and about a girl being on the cusp of childhood and adult life.” – Marc Quinn, Recent Sculptures Catalogue, Groninger Museum, 2006
マーククインによれば、「野獣」は、鑑賞者ではなく、彫刻と一体化しているようです。
美術作品と解釈について、様々なことを考えさせられる、貴重な体験でした。