ネットの世界では、わたしたちは、見聞きした著作物を、どの範囲で利用できるのか分からない場合がほとんどです。
また、自分の著作物の利用可能な範囲を意思表示する方法も無いような気がします。
しかし、実は、こんな状況を解決しようとする組織が存在しています。
それは、クリエイティブ・コモンズという国際的非営利組織です。
この組織のプロジェクトでは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供しています。
『CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。』ークリエイティブコモンズWEBサイトより
これらの条件を組み合わせることで、ぜんぶで6種類の意思表示をすることができます。
記事の執筆者は、自分の記事のテキストを、どのような範囲なら利用してもよいのかを意思表示できるというわけです。
ぜひ、みなさんも利用を検討してみてください。