認知症サポーター
認知症サポーターとは、認知症の人とその家族を見守る「応援者」のことです。
認知症サポーターになるには
講師役(キャラバン・メイト)が、市区町村などと協働し「認知症サポーター養成講座」を開催して、全国で認知症サポーターを養成しています。
だれでも認知症サポーター養成講座を受講すると、「認知症サポーター」になることができます。
特別な責任や仕事はありませんが、日常の中で認知症の方を見守る、声を掛けるなど、出来る範囲の活動を行うことで、地域の暮らしを支えます。
期待されること
厚生省は、認知症サポーターに、つぎのことを期待しています。
1認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
認知症サポーターの増加
認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小・中・高等学校の生徒など、幅広い年代の方が受講しています。
受講したらどうなるか
認知症サポーターである証として、「認知症の人を支援します」という目印の「オレンジリング」がもらえます。
養成講座で得た知識を生かして、日常生活の中でご自身のできることを、出来る範囲で行っていくことができます。