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株式市場を生き抜くための心のありよう

株式市場は,私利私欲にまみれたプレイヤーたちの「期待」と「恐怖」によって動いてます.

たしかな法則は存在せず,なにが起こるかは全く予測できません.

予定調和的なものは何もありません.

最悪の事態が,頻繁に発生します.

そのような修羅場を生き抜くために必要な心のありようとは,一体どんなものでしょうか?

調べてみました.

明鏡止水

「明鏡止水」という言葉を見つけました.

由来は『荘子』の徳充符篇だそうです.

雑念を排除し,完全にものに執着しなくなった心持ちのことをいいます.

「無心の心があれば,何事も透き通って見え,真理が把握できるようになる」

ということを説いた言葉だそうです.

私利私欲に目がくらんだときには,この「明鏡止水」という言葉を思い出すことが大切なのかもしれません.

 

ちなみにですが,荘子と並んで良く登場するのが「孔子」です.

孔子の「論語」には,人生を振り返った,こんな一節があります.

「吾、十五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども、のりをこえず。」

現代は,平均寿命が延びているので,そのまま通用しないかもしれませんが, 含蓄のある言葉ですね.

人生における積み重ねの大事さが感じられますね.