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医療従事者向け

クラップ・フォー・ケアラーズは不要だった

先日まで、病院は新型コロナウイルス対応で忙しかったですが、最近は落ち着いてきましたね。

ということで、新型コロナに関するアレコレを振り返ることが増えてきたわけですが、

微妙だったなぁ、という思い出す案件が多々あります。

 

今日はその中の一つ。

 

 

一時期、テレビで映されるなどしていましたが、

医療従事者・関係者へ向けて、感謝と敬意を込めて拍手を送るという、

クラップ・フォー・ケアラーズ。

 

医療従事者に感謝すること自体は個々人の自由ですから、それは別に良いとして、、、

 

どうなのこれ…と思ったきっかけは、

そのときにテレビに映されていた人たちが、偶然、そうだったのかも分かりませんが、

表情に、活気がなく、無表情の人も多かったんですね

 

 

 

…うる覚えですが、たぶん、どこかの県の市役所の人が、拍手してた映像だったと思います。

 

 

これについての、わたし個人の感想は、

「形だけの拍手だよなぁ…何の意味があるんだろうなぁ…これ…」

というものでした。

どうしても、冷めた感じでしか見れなかったんですよねぇ。。。

 

というのも、当時は何かと大変でしたし、

特に、防護服の不足とか深刻だったので、

(病院は、拍手より物資が欲しいんだけどなあ…)

という心境になっていたわけです。

 

とはいえ、その(うる覚えの)市役所の人たちも、自発的にではなく、上司の指示のもとにやらされていることは予想がつくわけで、

したがって、

どうせ拍手するんなら、心を込めて拍手すべきだ

などと、とても心の中ですら要求できるわけもなく。

 

 

 

そもそも論をいうと、医療従事者でなくても、当時、コロナに関連して頑張っていた人は沢山いたわけで、、、なんて思ったりもしたわけで。

 

医療従事者だけを特別扱いしていた風潮にも疑問がわいたりしたわけで。

 

まぁ、とにかく、ここで言えることは、

形だけの拍手に見えてしまうものであれば、放映する意義はなく、不要だったんじゃないかなぁということです。

 

以上、駄文でした。