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散録

相続は弁護士・税理士・司法書士の誰に頼んでも良い解決は得られません。

誰に頼む?

相続のとき、それまで仲の良かった家族、特に兄弟や姉妹が揉めることは多くあります。

そんなとき、専門家の誰に依頼するのが良いのでしょうか?

弁護士に頼む

弁護士は、法律の専門家です。
遺産分割協定の調停を申し立てたりすると、お互いの依頼した弁護士同士の話し合いになってしまいます。
話し合いに決着はつきますが、家族の納得感は得られず、家族がバラバラになってしまいかねません。
弁護士を立てるのは、最終手段にすべきです。

税理士に頼む

税理士は、税法のプロです。
基本的には『節税』に関しての提案はしてくれますが、提案内容に家族で同意できなければ意味がありません。

司法書士に頼む

司法書士は、相続に関しては書類作成のプロです。
しかし、家族同士の感情のもつれについてまで処理はしてくれません。
家族間で争っている場合は、司法書士は勧められません。

結論

はじめから専門家に依頼するのは紛争の種になります。
家族間で話し合い、遺産の分割の方針を決めてから、専門家に依頼するのが良いでしょう。