測定原理は、大きく分けて、イオン選択膜電極法、比色法、免疫学的測定法がある。
イオン選択膜電極法
イオン選択膜電極法による測定は、ナトリウム、カリウム、クロールに分けられる。
イオン選択膜電極法では、検体やプローブの異常によってサンプル量が変動すると、3項目の濃度が全て同じ方向に変動する。
電気的なノイズや比較電極の異常などが生じた場合、陽イオンと陰イオンでは逆方向へ変動する。
比色法
比色法はキレート法および酵素学的測定法、酵素活性測定法に分けられる。
340 nm の吸光度を測定し還元型NADHあるいは還元型NADPHを定量する方法では、光源ランプにノイズや光量のふらつきなどが起こると、測定誤差の原
因となる。
免疫学的測定法
免疫学的測定法では、試薬に含まれるマウスやヤギなどの抗体に対して反応する異好抗体を有している検体では、非特異的に反応し異常高値を示す。