いま、漫画H2を読み進めています。
H2には、ヒロインに、主人公である比呂の幼馴染のひかり(比呂の親友が彼氏、その彼氏と同じ高校に在籍)と、比呂と同じ高校の同級生かつ野球部マネージャーの古賀ちゃんの両名がいるわけですが、ストーリーが進むにつれて、二人のそれぞれの良さが分かってくるものですね。
5巻では、つい、ひかり推しになってしまいそうな、いい描写(シーン)があります。
それは、安井宿で、比呂とひかりが泊まることになった晩。
会話の中で、比呂が、ひかりについて
『だから、つまり、なんだ…ドキドキさせるいい女だってことだよ。』と言った後のこと。
爆睡する比呂と、ひとり椅子に座って、月を見つめるひかり。
困ったなァ…
眠れないよ、
…ヒデちゃん。
比呂から女性として見られていることを明確に意識したひかりの複雑な気持ちを、たった一言で表し、かつ、解釈の幅を持たせる巧みさ。
秀逸でした。
一方、8巻の第4話。『クシュン!』
フォークダンスの約束をすっぽかしてしまったお詫びに、遊園地へ行く比呂と古賀ちゃん。
朝から熱が出てたのに無理して来たのが比呂にバレて、
比呂から『バカやろ!だったら電話してやめりゃいいじゃねえか。』
と言われたのに対して、
『楽しみにしてたんだもん。昨日からずっと…』と返す古賀ちゃん。
『帰るぞ』と言われても『一日、付き合うって約束よ。』と渋る古賀ちゃん。
でも、比呂がおんぶして次のデートの約束をすることで、古賀ちゃんは満足するのですね。
その後の、比呂が『ぐえ』というシーンが良いです(ここはコミックスをお読みください)。
また、初デート記念に写真を撮ってもらうのも、かわいすぎました。
いまの時点では、私の推しは古賀ちゃんですが、みなさんの推しは、ひかりでしょうか?古賀ちゃんでしょうか?