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散録

ケモミミっ娘の魅力とは何か

絵師に人気のテーマ「ケモミミっ娘」の魅力とは、なんでしょうか?

ケモミミっ娘は、

・耳を描くことで、それが頭部のバランス(美観)を向上

・尻尾を含めた構図に工夫のしがいがありそう

・耳や尻尾のフサフサ感を描くのが腕の見せ所

とか、絵師的には、魅力ポイント満載なのかもしれない、なんて思ったりしました。

「描きがいがある」って感じがします。

 

観点は変わりますが、ケモミミっ娘は、ケモノといいつつも、絵師によって描かれるケモミミっ娘は、ケモノの性質が殆どなく、動物系であることが多い気がします。

ビーストではなくアニマル。

顔は童顔、カワイイ系に描かれがち。

 

大人系かつ綺麗系(たとえば八頭身のキレ目)のケモミミっ娘はぜんぜん見ない気がします(個人の印象)。

 

それが「ケモミミっ娘」というジャンルに安心感と一定のコンセンサスをもたらし、人気・市民権を得るに至ったのかもしれないですね。

 

ところで、

ケモミミっ娘は、設定上、感情が、耳や尻尾には出てしまう、みたいな場合があり、それが、男性陣の感情を刺激するのかもしれません。

人間キャラだと、ツンとデレは大概は選択式で、ツンとデレを同時に表現するのには技量が必要であったり、状況設定に頭を捻る必要がありそうですが、

ケモミミっ娘だと、ツンとデレを同時に表現することが容易です。

 

描く側、鑑賞する側、双方に特殊な喜びをもたらす「ケモミミっ娘」。

奥が深いですね。

ちなみに、最近知ったのですが、ケモミミ好きな人は「ケモナー」と呼ばれているそうです。

 

また、日本だとケモノ耳がついてるだけな感じですが、海外のケモナーはかなりケモノ度が高いようです。

なお、日本のケモミミの歴史を考えてみたら、漫画『ワイルドハーフ』が思い浮かびました。