職場で、どうやって受験勉強をしたか?ということが話題になりました。
自分は、いったいどんなふうに勉強していたかなぁと、そのとき振り返ってみましたが、いまになって思うと、けっこう博打的ではあったけれども、理にかなった方法であったと思われました。
どうやったかというと、まず、夏ごろに受験予定の大学の入試問題(いわゆる二次試験)を、過去15年分くらい、出題傾向をチェックしました。
そして、出題傾向が、過去15年分くらい、ほとんど同じであることを把握しました。
そこで、「つぎの入試も出題傾向が例年と同じであるとすれば、本番で、すべての問題を解けるのか?」ということを考えたところ、「本番で、すべての問題を解ききることは不可能である」という結論に達しました。
その次に、「どのような時間配分で、どの分野の問題を解けば、最も高い得点を狙えるのか?」と考えました。
その結果、たとえば、英語は読解を捨て、数学はⅢCを捨てることを決めました。
すなわち、本番の入試では、たとえば、英語では読解問題を解かないし、数学ではⅢCの問題を解かない、と決めたのです。
他方、本番で解くと決めた分野については、重点的に勉強することにしました。
たとえば、英語については英作文の勉強に注力し、数学についてはⅡBの勉強に注力するなどです。
その後の受験本番では、狙い通り(運良く)、出題傾向が、例年と同じでした。
そのため、ほどよい得点が獲得でき、合格できました。
みなさんは、どのように戦略を立てて、受験勉強をしていたでしょうか。
五里霧中/暗中模索の学生には、『こうやって勉強をしたよ』というアドバイスがあると、意外と喜ばれるのかもしれません。