変数には、スコープ(いわゆる有効範囲)が設定されている。
グローバルスコープは、スクリプト全体で数を参照できる(どこからでも参照できる)。
グローバルスコープの変数は、グローバル変数と呼ばれる。
ローカルスコープは、ある関数の中でのみ変数を参照できる。
ローカルスコープの変数は、ローカル変数と呼ばれる。
なお、関数の内側で変数を宣言すると、その変数は関数内でのみ有効なローカル変数となる。
他方、変数の宣言を省略すると、JavaScript が 暗黙的にグローバル変数として宣言を行なう。
また、名前が同じでもスコープが異なる場合は、違う変数として扱われる。
ローカル変数は、関数が呼び出されるたびに値が初期化される。
グローバル変数は、ページが更新されない限り、永続的に値を持ち続けることができる。
スコープの使い分け
基本的に、ローカル変数を使うのがよいとされる。
つまり、関数の内部で、変数の宣言をすべきということである。
複数のJavaScriptを読み込んだときに衝突を避けるためである。