病院では、毎年、医療系の専門学校生が、臨地実習を行っています。
看護師をはじめ、診療放射線技師、臨床検査技師など、職種はいろいろです。
今日は、そのような医療系の専門学校の、小話(裏話)を紹介します。
駄文ですが、かるくお読みください。
「合格保証」や「就職保証」の闇
医療系の専門学校では、「合格保証」とか、「就職保証」とか、よくCMなどで宣伝していますね。
これは、子どもにとっても、学校に子どもを送り出す親にとっても、「教育や、就職指導をちゃんとやってくれそう」というポジティブな印象を受けます。
でも、実際は、そこ(専門学校)で、何が行われているかというと、、、
まず、
国家試験の模試の成績が悪い生徒には、就職試験を受けさせない
とういうことが行われています。
就職試験を受験できないようにするため、「卒業見込み書」や「成績証明書」を発行しないというのが、よく聞くパターンです。
また、一定以上の成績をおさめて就職試験を受けた生徒であっても、就職が決まらなかった生徒は、留年できるという仕組みがあります。
ゆえに、卒業生の就職率は上がります。
さらに、
卒業試験を実施し、その試験で成績が悪い生徒を、卒業させない(=国家試験の受験資格を与えない)
ということも、よく行われています。
たびたび、「合格率100%」など、高い合格率を宣伝している専門学校を見かけますが、そういう学校は、卒業試験が厳しくなっているようです。
これらは、入学前の学校説明会で説明されることは、ありません。
生徒は、入学してから真実を知ることになります。
以上、ご参考まで。