少し前のことですが、5歳の子どもに、絵本を読み聞かせたことがあります。
図書館で、内容をあまり確認せずに借りた絵本なのですが、その内容が、動物のオス同士の結婚を描いた物語でした。
その絵本を読み聞かせたあと、子どもが言いました。
「結婚は男の子同士はダメなんだよ」
それに対し、私は、「男の子同士でもいいんだよ」と話しました。
これまで、同性結婚はダメ、という教育はしたつもりはないですし、子どもの通う保育園でそんな教育がされるはずもなく、、、
であるとすれば、
結婚は男女でするもの
というように子ども(5歳)は認識しており、そこから外れたものを「ダメ」と表現したことになります。
それは恐らく、価値観によるものではなく、ルールとしての認識であると思われます。
ただ、ルールとしての認識が今後に形成される価値観に多少は影響するということもあるのだろう、と考えると、
今回の件は、子どもの発達における過程として、興味深いことです。