「デジタル化」という言葉は,けっこう身の回りに溢れています.
デジタル化によってコンピュータは数値以外のデータを処理できるようになっている,と言われているわけですが…
ふと,『そのデジタル化って,いったい何をしているの?』と疑問に思ったので,
調べてかんたんに備忘録として書いてみます.
デジタル化について簡単なまとめです。
参考にどうぞ。
デジタル化とは
デジタル化によって、コンピュータは数値以外のものを処理することができます。
文字のデジタル化
一つの文字に、ひとつの数値を対応させれば、コンピュータ間で、文字のやりとりができます。
ただし、対応の仕方を共通にしないと、意図した文字が伝えられません。
そこで、共通の、文字と数字との対応表を決めます。
これが、文字コードといわれるものです。
たとえば、JIS、Shift-JIS、EUCなどの文字コードがあります。
画像のデジタル化
画像を、細かく区切り、一つのマス目の色を、数値で表現します。
どの程度まで細かく区切るのかを「解像度」といいます。
解像度が大きいほど、画像は美しくなりますが、データ量が増加します。
どのような法則で画像を保存しておくかを決めたものは、画像フォーマットと言われ,JPEG,GIF,PNGなど、様々な形式があります。
音のデジタル化
音の波形は、一定の幅で区切ることができます(これを標本化といいます)。
そして、区切った部分ごとに、波の大きさを整数で数値化します(これを量子化といいます)。
標本化と量子化を細かくするほど、音質は向上しますが、データ量が増加します。
そして,量子化した数値は,2進法に変換されます(これを符号化といいます).
音声ファイルのフォーマットも,WAV,MP3,WMAなど,多種多様ですね.
以上,かんたんなまとめでした.