いまの仕事を辞めるときに、勤務先の会社に伝えなければならないのが、退職理由です。
具体的な転職プランがあるときは、上司や同僚に、その理由を正直に説明するのが良いと思われます。
例えば、『自分には以前からどうしてやりたい仕事があり、それが十分出来そうな環境が別にある』といった具合です。
しかし、はっきりとした転職の計画がないままに退職を願い出るケースでは問題が生じます。
たとえば、現在の職場に不満や悩みがあって、「とりあえず退職し、その後のことは辞めてから考えたい」という場合などには、理由を聞かれても正直に答えにくいからです。
そこで、ここでは、円満退職のために使える言い訳をいくつか紹介します。
1.プライベートな事情がある
プライベートな事情があるといって、事情については話さない方法です。
追求されても、断固として口を割らない姿勢を貫くことで、『きっと、よほど重要なことなのだろう』という印象を与えられますので、しょうがないなぁということで認めてもらえます。
2.実家の両親の面倒を見なければならない
親と離れて過ごす人の場合、両親の面倒を見る(介護)という理由を言い訳に使えば、必ず了承されます。
3.実家の家業を継ぐ
実家が離れている場合、退職理由として、「家業」を言い訳に使います。
『実家が農地を持っているため土地を守らなければならない』などと説明をすることで、理解が得られます。
4.学校に通う
社会人入試が一般的になってきた今日においては、大学や大学院あるいは留学で学びたいと説明する方法があります。
引き留められたとしても、すでに試験に合格し進学先が決定していると説明すればよいでしょう。
NG回答例
現在の職場への不満や悩みは、言い訳にしない方が良いでしょう。
ネガティブな印象を与えるだけで、快く送り出してもらえなくなる可能性が高くなります。