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DCMAでNaverまとめのコピー記事やパクリ記事をグーグルに削除申請して検索順位を元通りに上げるための手順を紹介

ある日、グーグルの検索順位が突然下がり、代わりに記事がコピーされたNAVERまとめの記事が上位にきているという事例が数多く報告されています。

かくいう筆者も、以前、管理するサイトの記事が、NAVEまとめに、丸々コピーされていたことがあります。

まとめ記事は、それなりにアクセス数があるため、SEO効果が高いのかもしれませんが、許される行為ではありません。

同じような被害にあった方の参考のために、対応すべき方法と手順を下に紹介します。

手順1

本来であれば、真っ先に、まとめサイトの記事を削除要請したいところですが、がまんです。

最初に、グーグルウェブマスターツールから、DMCAに基づいて、検索結果からの削除を要請します。

正確には、「アメリカ合衆国のデジタル ミレニアム著作権法(DMCA)に基づいたクレーム」といいます。

ここからできます
https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?rd=1

申請が承認されれば、だいたい1周間以内には、検索結果から、侵害者サイトの表示が消えることになります。

消えた場合、検索結果の下のほうを確認すると、「アメリカ合衆国のデジタル ミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。ご希望の場合は、ChillingEffects.org にて除外するに至ったクレームを確認できます。」という文が表示されます。

最初にNAVERまとめの運営に記事の削除を求めてはいけません。

もしも、運営スタッフや運営スタッフから連絡を受けた記事の作成者が、コピー部分のみを削除した場合、検索結果の上位には、そのサイトが残り続けるからです。

手順2

グーグルの検索結果から削除されたのを確認した後、NAVERまとめの運営に、コピー記事の削除を要請しましょう。

削除しなければ、会社と記事作成者を相手取り、著作権侵害に基づく損害賠償請求および刑事告訴するつもりである、などという内容にすることで、運営に圧力をかけることができます。

また、記事作成者にも連絡がいけば、記事作成者が自ら記事を削除する可能性があります。

なお、ときにNAVERまとめの運営は、「この件を作成者に伝えます」という内容の返答のみをしてくることがありますが、粘り強く、削除を求める返事を送りましょう。

実際に筆者は、削除要請を2回断られましたが、粘り強く要請しつづけた結果、運営側が折れ、削除してくれたことがあります。

以上、みなさんの参考になれば幸いです。