20代、30代は、NISAをどれくらい利用しているのでしょうか?
最近の相場の乱高下に関連して、少し気になりました。
ちょっと調べてみようと思って、ネットを調べてみましたが、、、
根拠が提示された明確な数字が見つかりませんでした。
そこで、自分で計算してみることにしました。
参照したのは、つぎの2つです。
①NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査 (2019 年9月末時点)
こちらは金融庁が発表しているものです。
②人口推計 - 2020年(令和2年)3月報
こちらは統計局が発表しているものです。
上記のNISAの利用状況調査に最も近い、2019年10月1日時点での人口推計 (確定値)を参照しました。
まず、①によると、一般NISAを利用している(投資利用枠が設定されている)のは、20歳代で「36万5,594口座」、30歳代で「93万182口座」でした。
また、積み立てNISAを利用している(投資利用枠が設定されている)のは、20歳代で「27万1,058口座」、30歳代で「42万8,987口座」でした。
また、②によると、日本人の人口は、20歳代が1182万人で、30歳代が1380万人です。
では、算出した割合を見てみましょう。
(1) 一般NISAの利用率(人口比)
20歳代 3.1% 30歳代 6.7%
(2) 積み立てNISAの利用率(人口比)
20歳代 2.3% 30歳代 3.1%
意外に低い結果になりました。
少なくとも「日本の若年層は株式投資にほとんど関心がない」と言えそうです( ˘ω˘)