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散録

つれづれ

ふと,

「世の中に不要なものはあるのか?」

「逆に,世の中に必要なものはあるのか?」

なんとなく哲学のような疑問が頭に浮かびました.

哲学というものを私は深く理解しているわけではないですが、この問いは哲学という次元で処理するものではない気がしました。

すべてのものについて、一つの観点から『必要だ』という理屈をつくりあげることは容易ですし、反対の観点から『不要た』という理屈をつくりあげるのも、また容易です。

すべての事柄は相対なのです。

たとえば、『地球に人間は必要か』という問いを考えれてみれば分かります。

ひとつの観点として、地球にとって人間は益でしょうか、害でしょうか。

ちなみに、こんなことを考えていたら、

「絶対なんて、絶対ない」

という冗談じみたフレーズを思い出しました。

調べてみると、

背理法で考えてみると
「この世に絶対が絶対にないと仮定すると、絶対がないことは絶対なので仮定に矛盾する。よって、絶対は多分ある。」
ということが言えそうだ。

なんて話も見つけましたが、、、

『絶対』とは事象ではなく定義と捉えれば、そもそもこのフレーズ自体が命題になっていない、と考えられるでしょうか。