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「否定するなら代替案を出せ」という考え方への疑問

世の中には,「否定するなら代替案を出せ」という考え(思想)がありますよね.

この思想は,いつ頃,どこで出現したものなのか,よく分かりませんが,いつの間にか,日本社会に浸透あるいは蔓延している気がします.

この思想は,一見するともっともらしく聞こえるのですが,私はあんまり好きではないです.

否定するだけの意見であっても,それはそれで一つの新たな視点を提供するものであり,無価値ということではないからです.

個人的に感じるのは,この思想を好む人は,否定されることが嫌いな人なんじゃないかと思うんですよね(偏見です).

相手に議論の生産性を求めるふりをして,否定意見を封殺したいだけではないかと思うんですよね…