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BMIパラドックスとは?

BMIと死亡リスクとの関係を調べた研究の結果としては、「BMIは高すぎても、低すぎても、死亡率が上がる」というのが知られています。

しかし、年代ごとに見てみると、違ったように見えることも知られています。

それは、BMIの低い高齢者(やせ型)は、死亡率が高いのに対して、BMIの高い高齢者(肥満型)は、死亡率が低くなるということです。

これは、BMIパラドックスと呼ばれています。

これは、日本人を対象にした観察研究で示されています。

Trajectories of Body Mass Index and Their Associations With Mortality Among Older Japanese: Do They Differ From Those of Western Populations?

Hiroshi Murayama, Jersey Liang, Joan M Bennett, Benjamin A Shaw, Anda Botoseneanu, Erika Kobayashi, Taro Fukaya, Shoji Shinkai

なお、この文献で触れられていることですが、過体重の人の方が死亡率が低いという知見は、アメリカの研究と共通していたそうです(Zajacovaet al., 2014;Zheng et al., 2013).

英文ですが、興味がある人はのぞいてみてください。