関節液の結晶の鑑別

関節液の結晶は、主に、尿酸ナトリウム(MSU)とピロリン酸カルシウム(CPP)がある。

両者とも、関節炎を引き起こす。

両者は、顕微鏡検査(鏡検)で鑑別が可能。

関節液の鏡検は、結晶性関節炎と化膿性関節炎との区別に重要である。

結晶の形状から結晶の種類を判別する

典型的な形状の結晶が観察されたときのみ陽性報告する。

結晶が小さいなど、判断が難しい場合は、陽性とはせず再検査を実施すべきかもしれない。

尿酸ナトリウム(MSU)

先端の鋭い針状結晶なら尿酸ナトリウム(MSU)と判断する。

ピロリン酸カルシウム(CPP)

平行六面体あるいは桿状で大小不同の多彩な結晶ならCPP と判断する。

 

ちなみに、偏光顕微鏡装置、たとえば、痛風検査用アナライザU-GAN(オリンパス社)は、結晶の同定に有用と言われている。