「就職試験に受かりたい。」
そんな気持ちから、面接での印象を上げるために、胸にパットを入れてバストアップをする女性がいると聞きます。
本来は、ジェンダー平等の観点や、人を外見で判断してはいけないという観点から、胸の大きさで合否を決めてはいけないのは当然ですが。
しかし、日本では、面接官が中高年の男性であることが多いのも事実です。
中小企業などでは、同じような能力の応募者が複数名いたときに、「見た目で決める」というのは、よく聞く話です。
では、この事実を踏まえた上で、若い女性が、就職面接に臨むときに、バストアップをする(胸を盛る)べきなのかどうかが問題となります。
結論からいえば、NOでしょう。
外見が決定打となって女性を選ぶような企業には、就職するべきではないからです。
たとえ、就職できたとしても、このような企業の中では、女性を軽視する風土があるかもしれません。
ひどい場合には、セクハラが存在する企業なのかもしれません。
もちろん、ここで述べた話は、おそらく正論です。
「胸の大きさで採用する企業でもいいから、どうしても就職したい」という現実主義の人には、伝わらない話かもしれません。
しかし、やはり就職後のことを考えると、そのような企業への就職は、おすすめできないと思われます。