ガスバリアー性とは、透過抑止性能のことです。
樹脂は分子鎖同士の間に隙間があるため、気体透過性をもっています。
この気体の透過のしにくさのことを意味します。
なお、透過性はポリマーの主鎖の充填度や、側鎖と気体との親和性などに影響されます。
ガスバリアー性を持った材料には、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン6、金属箔などがあります。
この性能をもつ材料は、食品や飲料の容器、ボトル、ガソリンタンクなどの材料として利用することができます。