ショートは、いわゆる空売り(からうり)です。
したがって、「売り」のポジションが増えれば今後の価格は下がる、というイメージになりがちです。
※空売り:一定の証拠金を預託して、取引所からビットコインの現物を借り、それを売ること
しかし、実際は違っていて、
空売りのポジション量は、潜在的な「買い」の多さを表しています。
なぜなら、空売りされているビットコインは、空売りされたままではいられないからです。
ビットコインを空売りしたら、必ず、買い戻して返却しなければいけません。
また、空売りの投資家は、ビットコイン価格が上がったときに、ロスカットされる場合があり、それは、ビットコイン価格を押し上げる要因になります。
このようにして、空売りは価格の上昇につながっていきます。
なので、ショートのポジション量が急増した時は、ビットコイン価格が反発して上昇につながる傾向があります。