現代では,クリスマスは一般的なイベントです.
それは,官・民を問わず浸透しています.
以前,私の住んでいる地域でも,市が主催して,公共施設でクリスマス会をやっていました.
しかし,自治体は,いろいろな物事に中立であるべきという考え方があります.
クリスマスは,キリスト教に関するイベントです.
自治体が,特定の宗教のイベントを実施・支援(税金を投入)することについて,正当化する理由を見つけることは難しいような気がします.
仮にクリスマス会をやるとしても,その他の宗教についても同様のことをしなければ,厳密には,「公平でない」ということになります.
ただし,この考えを突き詰めてしまうと,少し息苦しい世の中になるかもしれません.
環境は異なりますが,アメリカでは,最近は,移民も増えて,キリスト教ではない人が多くいるので,「メリークリスマス」とは言えなくなり,「ハッピーホリディ」と言うようです.