最近,お金(経済)について気になることが増えたのですが,なかでも,運用を考えるときの考慮要素となる,インフレが気になります.
一説によると,日本は少子高齢化や人口減などによって国力が落ちる結果,円の価値は下がっていく…なんて言われています.
日本は、これからも人口減少が進み、経済力や国力が衰退していくことが懸念される一方で、米国がこれまで通りに人口増加を続けると、日米の経済格差が拡大して、中長期的には円安ドル高が進む可能性があることに注意する必要があります。-SMBC日興証券
本当に円安(インフレ)は起きるのでしょうか?
調べてみると,このインフレ説には否定的な見解も多くあり,「やっぱり,将来のことはわからない」といった感じです.
ただし,調べていたなかで,ひとつ,注目の指標がありました.
それが…
実効為替レート。
円の複数の通貨に対する総合的な為替レートとして貿易相手国との貿易取引量で加重平均して算出する値が実効為替レートです。
円は,いま,実効為替レートでは,歴史的に見て,「最弱の領域」に達しています.
プラザ合意前よりも円安になってます…
なので,ひょっとしたら,今後の為替レートは,揺り戻しによって円高に振れるかもしれない…
なんてことを,素人考えですが,思ったりしました.
ちなみに,IMFは,日米の物価をもとにした購買力平価で,1ドル=99円程度が妥当だと試算したことがあるようです(日経新聞2018年10月16日より).
はたして,今後の為替レートはどうなるんでしょうか.
80円台とかになることもあり得るのでしょうか…
気になります.