日本では大麻はタブー視されていますが,近年,世界では,娯楽用(嗜好品として)の使用を解禁する国や,医療用に限って解禁する国が増えています.
近年は世界各国で,大きな動きがありました.
カナダ
カナダでは,大麻の娯楽用の使用が解禁された際,品薄状態になったことがニュースになっていましたね.
https://www.afpbb.com/articles/-/3193843
イギリス
また,イギリスでは,医療用の使用が合法化されました.
https://www.bbc.com/japanese/46053762
タイ
さらに,昨年末,タイも医療・研究目的の大麻使用を認めました.
https://jp.reuters.com/article/thailand-cannabis-idJPKCN1OP019
メキシコ
メキシコも,追随する可能性があります.
https://newsphere.jp/politics/20181120-1/
大麻解禁の流れは,世界的な動きとなっています.
今後の需要は,「天文学的」とまで言われており,成長が見込まれる分野となっています.
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-18/PGSHPQ6S972A01
そこで,今回は,大麻ビジネスの市場予測について情報を紹介します.
グリーンラッシュ
この流れについては,共和党支持者を中心に強い懸念を示す層も存在するようです(解禁されている州は、民主党支持の州が多いようですね).
しかし,今後も大麻が解禁される州は増えていくと予測されています.
ちなみに世界に目を向けてみると,年を経るごとに,世界中で,娯楽用の大麻を解禁(合法化や非刑罰化)する国や地域は増えていってます.
オランダ,イギリス,スペイン,ポルトガル,ドイツ,チェコ,デンマーク,アルゼンチン,チリ,ウルグアイ,ジャマイカ,ブラジル,オーストラリア…
背景にあるのは,ざっと調べたところ,解禁した国や地域では,主に次のような理由・事情から,解禁の判断をしているようです(国によって多少の違いはあるかもですが).
①薬物流通の管理がしやすくなる(薬物流通にからむ犯罪組織への収入源を断てる)
②警察や司法の人的資源を、他の犯罪への対応に使える
③税収入の増加への期待
④大麻産業による経済効果への期待要は,大麻合法化のメリットがデメリットを上回る,という判断をしているようです.
嗜好品としての大麻は,たばこやアルコール類の市場を奪うとまで言われています.
さらに,医療用の大麻を合法としている国も,現にいくつかあります.
日本では研究すら難しいのが現状ですが…
いま世界中で,大麻関連企業への投資が加熱しています.
アメリカの金融街の動向にも関心が寄せられています.今後の動きに要注目です.