栄養スクリーニングツールの種類を紹介します。
- SGA(subjective global assessment)
主観的に栄養状態を判定するもの
- GLIM criteria(global leadership indicator of malnutrition criteria)
2019 年に ASPEN(米国静脈経腸栄養学会)および ESPEN を中心に提言された低栄養の診断プロセス
- CONUT(Controlling Nutritional Status)
入院中の成人に対しての栄養評価法として作成された
- MUST(malnutrition universal screening tool)
一般成人の栄養評価法
- NRS 2002(NRS:nutrition risk screening)
成人の入院患者における栄養評価法として ESPEN(欧州臨床栄養代謝学会)で開発
- MNA(minimum nutritional assessment)
ヨーロッパで開発された高齢者用の栄養評価ツール
- GNRI(geriatric nutritional risk index)
術後患者の栄養評価として開発された nutritional risk index(NRI)を基に入院中の高齢者をターゲットに開発されたスクリーニング法
- S-NUST(Scored Nutritional Screening Tool )
日本製の栄養スクリーニングツール
▶︎栄養スクリーニングツールのメリット
病院で低栄養が問題になる場面には、さまざまあると思います。
病院食が全量摂取できてない人を例にとれば、
–食欲はあるが食べられない
–食欲が出ず食べられない
–誤嚥する人
–消化管に異常があり、経口摂取できない
などです。
患者を個々に評価するのは大変です。
栄養スクリーニングツールにより、単一の方法で、行えれば、効率がよくなります。