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太陽光発電

本当に、太陽光パネルの理想の角度は30度なのか?

太陽光パネルは、太陽に正対する(直角)になったときに、一番、発電効率がいいと言われています。

ところが、屋根の角度は決まっている一方で、太陽の角度(高さ)は、季節によって大きく変わります。

太陽の高度に合わせて太陽光パネルが傾きを変えて動いてくれれば良いですが、実際には、残念ですが、そうはなりません。

では、一体、どのように太陽光パネルを設置するのがよいのでしょうか。

ネットで調べてみると、南向きに、地面に対して30度の角度で設置すると、一番、発電効率が良いという説がありました。

南向きというのは、直感的に理解できる話です。

そして、30度というのも、「そんなものか」と納得してしまいがちな数字です。

しかし、ここには落とし穴がありそうです。

あくまでも、30度というのは、東京のデータを元にしています。

日本では地域によって、緯度が異なります。

たとえば、北海道と、沖縄とでは、同じ時刻でも、太陽の高度は違ってきます。

したがって、設置する場所、すなわち、読者の皆さんが住んでいる地域によって、最適な角度は違ってくることになるはずです。

このあたりは、設置する業者などから、綿密なシミュレーションをしてもらうのが良いと思われます。

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太陽光発電の経済モードとグリーンモードはどちらがお得か

化石燃料の価格上昇により、電気代が上がっています。

そんな中、ソーラーパネルで発電した電気は、自宅での消費と、売電の、どちらを優先したらいいのでしょうか?

結論からいうと、固定価格買取制度の期間中であったとしても、きちんと計算して、場合によっては自宅消費を優先したほうが良いです。

自宅消費を優先すべき理由

これまでは、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた家庭では、「固定価格で買い取ってもらえる10年間は、売電を優先したほうがいい」というのが常識でした。

なぜなら、夜間の安い電気を購入して蓄電池に貯めておいて使い、他方、太陽光で発電した電気を売れば、差額が利益となったからです。

しかし、夜間の電気代が上がってくると、差額がなくなってきて、売電の旨味がなくなります。

原因は、再エネ賦課金と、燃料費調整額です。

実際の単価を計算しよう

これら再エネ賦課金と燃料費調整額は、買った電気の量に比例します。

再エネ賦課金は、法律で決まっており、2021年度には1kWhあたり3.36円です。

燃料費調整額は、たとえば、関西電力の2022年4月分の燃料費調整単価は、低圧契約では1kWhあたり3.04円です。

実際の単価は、これらを足して考えなければいけません。

たとえば、関西電力のeスマート10というプランは、夜間料金は1kWhあたり15.36円ですが、3.36円と3.04円を足すと、21.76円となります。

FIT(固定価格買取制度)の売電価格が、21円や、19円の家庭の場合は、それを上回ってしまいます。

したがって、たとえば、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせて、オムロンのスマートPVマルチなどで運用されているご家庭のうち、売電単価が21円や19円の家庭では、いわゆる「経済モード」での運用は、損をすることになります。

太陽光で発電した電気(単価21円や19円の場合)は、売るよりも、自宅で消費したほうがよいということですね。