カテゴリー
太陽光発電

太陽光発電と蓄電池のセットを導入して約300万円

太陽光発電システムを導入したきっかけ

昨年の夏のことですが、たまたま家の周りの片付けをしていた私のところに、太陽光発電の営業さんがやってきました。

いわゆる訪問営業でした。

会社の名前は、ELJソーラーコーポレーション株式会社。

営業トークでしょうけれども、彼は、我が家の日当たりの良さに注目し、絶賛していました。

実は、私は、この会社「ELJソーラーコーポレーション株式会社」については、ショッピングモールの中で宣伝ブースを設けて説明会をしていたのに遭遇したことがあったため、以前から知っていました。

また、太陽光発電の導入について、夫婦間で、停電対策として話題になったことがありました。

そのため、せっかくなので、いろいろと話を聞いてみよう、ということになりました。

話をしていると、我が家の屋根に太陽光パネルを載せた場合の発電量のシミュレーションを無料でやってくれるということでした。

我が家では、「無料なら頼んでみよう」ということで、シミュレーションを頼んでみることにしました。

後日、担当者がやってきて、導入コストの見積もりと、発電量のシミュレーション結果を持ってきてくれて教えてくれました。

見積もりの内容は、太陽光パネル+蓄電池で、総費用は約三百万円でしたね。

支払い方としては、15年ローンを組み、月々2万円くらいを払っていく方式が提示されました。

利子は年2%程度と低めでした。

後で知りましたが、これは、いわゆるソーラーローンと呼ばれるものだそうです。 繰上げ返済は可能ということでした。

発電量は、季節によって差がありますが、月間で200-300kWが発電できるというシュミレーション結果でした。

導入のメリットとしては、太陽光パネル+蓄電池を導入することで、⑴太陽光で発電した電気を使うことで電気を買う量が減ること ⑵余った電気を売ること これらにより、月々の電気代が下がるという話でした。

ちなみに、⑴については、今後予想される、電力会社の電気代の増加の影響を受けなくなるメリットがあります。

⑵に関しては、固定価格(19円)での買取期間は10年です。そのあとについては、期間の買取価格はおそらく大きく下がりますから、あまり期待できませんが。

大雑把に、30年くらい経つと、電気を買うだけの場合と比べて、コストは変わらないようでした。

ちなみに、太陽光パネルは、寿命が長く、30年経っても、7割くらいの性能は残るようです。

長期的にみると必ずしも損ではないということと、停電対策にもなるということで、我が家では太陽光発電を導入することにしました。

やはり、電気は停まってしまうと、どうしようもないですしね。

とくに、真夏に数日間の停電、となったら冷蔵庫の中のものが全てダメになってしまってしまいますし、冬なんかだと、ガス給湯器が動作しなくなったりしたら、大変です。

とくに、子どもなど、家族がいると、その重要性は増します。

費用の面でいうと、けっこう高額なお買い物になったわけですが、もしかすると、相見積もりなどをしていたら、多少は安くなったのかもしれません。

ただ、私が申し込んだ業者からは、値引きに応じる雰囲気があんまり感じられませんでした。

値下げ競争を敬遠していた様子です。

太陽光発電の導入を検討されている方であれば、 業者にもよるでしょうけれど、複数の会社から見積もりを取得したほうが良いと思われます。

もしも、いま太陽光発電の導入を迷っているようであれば、やらずに後悔するよりは、やって後悔したほうがいいかなぁと個人的には思います。

ソーラーローンは繰り上げ返済もあり

ちなみに、これは後日談となりますが、私は、太陽光発電システムを導入したときに組んだ、いわゆるソーラーローンを、一括で、繰り上げ返済しました。

なぜ一括返済したのかというと、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせて導入したときの費用が、上述のように約300万円程度だったわけなのですが、利息の支払を嫌ったためです。

利息が、けっこう大きいのですね。

ソーラーローンの利息は馬鹿にできない

ソーラーローンは、太陽光パネルなどを担保に融資されているかわりに、利子は年間で2%程度となっています。

2%という数字は、低いようにも見えますが、ソーラーローンの期間が、たとえば15年間のときは、かなり利息が負担になってくるのですね。

300万の借入で、利息が2%の場合は、毎月の支払い金額が、21665円であり、15年後に支払う金額の合計は、3452271円にもなります。

これだけ利息分があると考えると、太陽光売電で、もとをとるのは不可能となります。

というわけで、一括返済をしたほうがよいと思われました。

ただし、いま考えると、一括返済せずに、べつのアイデアを試す価値はあったかもしれません。

同じ金額を投資に向ける

たとえば、300万円を、年間2%の利息が得られる投資商品に投資した場合、10年後は、3,656,979円となります。

15年後には、4,037,598にもなります。

投資商品で一定の利息をもらえば、ソーラーローンを一括返済するよりも、将来、必ずお得になるというわけです。