先日、米国株の銘柄として紹介したピンタレストについて、あらたに情報をお届けします。
それは、ピンタレストに期待できる、ひとつの理由と言えます。
それが何かといえば、記事のタイトルにしましたように、ピンタレストが、明確にポルノやアダルトなどを禁止していることです。
それは、ガイドラインに明記されています。
以下、ガイドラインからの引用です。
Pinterest はポルノを投稿するための場ではありません。アダルトコンテンツや性的に露骨なコンテンツは制限または削除の対象となります。それには次の内容が含まれます:
- フェティシズムを表した画像
- 明らかに性的な発言
- 性行為を描写する画像
- ポーズ、カメラアングル、小道具がポルノの意図を示唆するヌード画像
Pinterest は、ポルノとそうでないコンテンツを区別するために最善を尽くしています。たとえば、性的な健康問題、授乳、乳房切除、芸術、教育、適切な成人のヌードはポルノでないと判断されますが、偶然目にしたユーザーに不快感を与えないように制限することがあります。
監視が効いている
さらに、きちんと監視をしている点が評価されます。
一般のSNSや掲示板などでは、ポルノやアダルトコンテンツが溢れていても、運営は、それを放置しがちであり、それが原因で、ユーザー離れ(特に女性)が起きたり、ユーザー同士の衝突が起きたりすることが日常茶飯事となっています。
しかしながら、ピンタレストでは、スタッフたちが、監アップロードされた画像や、ピンが保存されたボードをチェックしており、必要に応じて、コンテンツを削除しています。
ちなみに、ピンタレストが明確に禁止しているコンテンツには、ポルノなアダルトのほかにも、搾取、ヘイト、虚偽、嫌がらせ、暴力など、多岐にわたります。
このような運営の姿勢は、ピンタレストの主要なユーザーが女性であることや、企業の態度に敏感な若年層が多く利用していることなどを踏まえると、適切な措置であると言えましょう。
広告主にとってメリット大
投資の観点でみると、そのような、いわゆる「悪いコンテンツ」が少ないプラットフォームには、広告主にとって、広告を出稿するインセンティブが働くと思われます。
とくに、プランドイメージを重視するブランドには、親和性が高いと思われます。
たとえば、Twitterには広告を出さないけれど、Pinterestには広告を出す、という企業が現れることは容易に想像ができます。
今後もPinterestに注目して、不定期で情報をお届けしていきたいと思います。