認知症で便(ウンチ)を食べてしまうときの対策

認知症になってしまい、症状が進行すると、まれに、自分の便を食べてしまうことがあります。

便を便だと理解できないことが原因です。

対策法

対策法は、自立している場合は、排便を必ずトイレでさせることです。

オムツにさせてしまうと、そこから自分の便を取り出して食べてしまう可能性があります。

寝たきりの場合は、オムツに手が届かないなように工夫するしかありません。

たとえば、ミトンのようなもので、手にある程度の制限をかけてあげるのがよいと思われます。

食中毒にならないか

便を食べることから、衛生上の問題、とくに食中毒を起こして嘔吐や腹痛、下痢にならないかと心配される家族の方がいるかもしれません。

しかし、自分の便を食べて食中毒になることは基本的にはありません。

現在なにも症状がなければ、便の中に食中毒を起こす菌やウイルスはいないものと考えて良いでしょう。

むしろ肺炎が心配

しかし、便を食べることで一番怖いのは、便の中の細菌が、誤嚥などで気道へ入り、肺炎を起こすことです。

肺炎は、高齢者の主要な死因となっていますから、肺炎を防ぐという観点で見ると、便を食べる行為はやめさせなければいけません。