癌のIVC療法の歴史、治療法、効果

高濃度ビタミンC点滴療法(IVC療法)について紹介します。

高濃度ビタミンC点滴療法(IVC療法)

高濃度ビタミンC点滴療法(IVC)は、人の医療において悪性腫瘍に対する副作用を伴わない新しい治療として注目されています。

すなわち、高濃度ビタミンCを血管注射により投与することで、癌の発生、進行、転移を抑制するのに高い効果が見られるという研究です。

なお、現時点では、ヒトに対するビタミンCの抗がん効果は、検証されているところであり、有効性が十分実証されているわけではありません。

歴史

ビタミンCを癌の治療に用いる研究は、1976年キャメロンとポーリングによる論文に始まり、米国のリオルダン医師による論文(2004年)や、アメリカ国立衛生研究所・国立がんセンター・食品医薬品局の科学者らによる高濃度ビタミンC点滴療法によって選択的に癌細胞を死滅させるという基礎論文(2005年)などがあります。

治療法

一般的な治療方法としては,アスコルビン酸を点滴して効果を発揮する血中濃度(400mg/dL以上)へと上げていきます。

その後は血中のアスコルビン酸濃度をモニタリングしながら、がん患者ごとに病状によって投与量や頻度を決定していきます。

効果

IVCの有効性については、完全寛解が3%、生存期間の延長が80%との報告があります。

効果がある癌として報告されている癌は、乳がん、肺がん、前立腺がん、悪性リンパ腫、肝臓がん、胃がん、腎臓がんなど多岐にわたっています。