院内残薬問題とは、抗ガン剤などを調整するときに、余った薬剤を捨ててしまう問題をいいます。

たとえば、110mgの薬剤を患者に与えるとき、100mgの製品と、20mgの製品を組み合わせて調剤し、残った10mgを廃棄します。

これは、残った薬剤を保存することで、品質が劣化したり、汚染菌が混入したりするリスクを排除するために行われています。

なお、病院は、使用した薬剤については、製品ごとに保険請求できるため、余った分を捨てても、収入に影響がありません。

つまり、経営に影響がないため、薬剤を廃棄しないように努力する動機がありません。