観光庁の調査によると,訪日外国人の消費額の構成比は,買物代が34.9%と最も多く、次いで宿泊費 (29.2%),飲食費(21.6%)の順で多いようです.
参考【訪日外国人消費動向調査】2018年(平成30年)の訪日外国人旅行消費額(確報)
構成比で一番の「買い物代」…
いったい,何が買われているのでしょうか?
全てを明らかにすることは難しいでしょうが,全国のドラッグストアで買われた物については,データがあり,興味深い内容になっています.
昨年のデータになりますが,2018年9月インバウンド消費動向調査が発表されました(株式会社True Dataによる).
当該データによると,売上個数ランキングでは,美容系の健康食品の存在感が高まっています.
たとえば,「DHCはとむぎエキス」,「ピルボックスonaka」の順位が上昇しているようです(売れている).
日本ブランドのサプリメントの人気が高まっているようですね.
この背景には,訪日外国人の買い物が,お土産用の「爆買い」から「自分用」に変化してきたからだという見方があるようです.