適当に書いてます。
先日の記事では、近年のアニメにおいて、ゴブリンは、酷い殺され方をしても問題視されないことを指摘しました。
では、人間で、酷い殺され方をしている場合はないのでしょうか。
剣が出てくる人気アニメSAOの作品群を振り返ってみました。
すると、2人のキャラクターを、パッと思い出せました。
オベイロンとライオスです。
オベイロンは、キリト(主人公)に、ペインアブソーバー(痛みを緩和する仕組み)をゼロにした上で、片腕を切られて苦痛を与えられたのち、さらに下半身を切られ、最後には投げ上げられて串刺しにされました。
一方のライオスは、キリトに両腕を切られて苦しみながら出血死しました。
…話の中では、オベイロンは仮想世界のアバターであり、ライオスはWoUの中のAIとして描かれていて、キリトが本当の人間の命を奪ったという設定ではありませんが。
2人に共通しているのは、いわゆる「救いようのない悪人」です。
そのためか、ネットでは、その殺され方(描写)に対して文句を言う人は皆無。
むしろ「清々した」というような感想が大半を占めていました。
※制作側も、そういう反応を狙っていたとは思われます
ここで、話はやや飛躍しますが、私たちの中には、ひょっとしたら、「悪人は苦しんで死んでも仕方ないという感覚」がもともと備わっているのかもしれない、なんてことを考えました。
また、国民性との関係ではどうなんだろう?なんてことも考えました。
日本では、世界各国の動きとは異なり、死刑制度を維持しています。
無関係ではなさそうにも思えますね。
ぼんやりとですが、そんなことを考えました。