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ウコンからつくるターメリックが長寿遺伝子を活性化!?

ウコンからつくられるターメリックが、寿命延長効果をもたらしてくれるかもしれない。

ウコンは古くから健胃薬などとして広く用いられてきた歴史があります。

そのウコンの根茎の乾燥品の粉末が「ターメリック」です。

ターメリックはカレーなど、インド料理に広く使われています。

そのターメリックの主成分は、黄色色素「クルクミン」です。

ヒトが「クルクミン」を摂取すると、体内で「テトラヒドロクルクミン」に変わると言われています。

テトラヒドロクルクミンの効果

ヒトは酸素を消費するときに、副産物として活性酸素をつくりだしてしまいます。

この活性酸素は、周囲のタンパク質や、脂質、DNAなどにダメージを与え、老化を早めてしまいます。

ところが、テトラヒドロクルクミンは、過剰な活性酸素を捕捉することで酸化ストレス傷害を防いでくれると言われています。

また、テトラヒドロクルクミンは、抗がん作用、抗炎症作用、動脈硬化予防作用などを有しているとの報告や、糖尿病、高血圧や、心筋梗塞、アルツハイマー病などに対しても改善・ 予防効果をもっている可能性が示唆されています。

このテトラヒドロクルクミンの作用に着目し、マウスに対してテトラヒドロクルクミンを投与した研究が知られています。

実験の結果、テトラヒドロクルクミンを投与したマウスの平均寿命が有意に延びたことが報告されています。

テトラヒドロクルクミンによる作用の分子メ力ニズムは完全には解明されていませんが、テトラヒドロクルクミンが長寿遺伝子を活性化させることが示唆されています。

将来的に、ヒトについてもテトラヒドロクルクミンによる延命効果が証明される日が来る可能性があります。

そのときは、クルクミンを大量に含んむ黄色い錠剤を、人々が老化防止のために飲む日がやってくるのかもしれません。