子ども(幼児)をスイミングに送ったときのことです。
子どもを更衣室で着替えさせて、プールへ送り出したあと、なにやら騒がしい声が聞こえたのです。
「この人です! この人! この人が写真を撮ってたんです!!」
30代と思われる女性で、おそらくは、私と同じように子どもをスイミングのために連れてきた母親だと思われます。
その女性が、スイミングのスタッフに、白髪の老人男性を指差し、盗撮をしていたと訴えていたわけです。
女性は、老人男性を、変質者を見るかのような鋭い目で睨んでいました。
少々、困惑した様子の老人男性。
老人男性は、「孫と来ていたから撮っただけで…」と弁解をしていました。
…そう、盗撮をしていたわけではなかったんですね。
※ちなみに、着替え中の孫を撮影したのか、観覧席から水着姿の孫を撮影したのかは不明
老人男性は、スタッフから、「撮影は禁止なんですよ」と言われ、頷いていました。
その女性は、それで気が済んだのか、その後、何も言わずにその場を立ち去りました。
この件で、だれが悪かったのかといえば、TPOをわきまえない行動をしていた老人男性に、もちろん非はあります。
ただ、女性の振る舞いについても、いろいろと思うところがありました。
- そもそも、発見時に、老人男性に声をかけ、「何を撮ったんですか」と聞けなかったのか。
- 「撮影をやめてください」とは言えなかったのか。
- 老人男性ではなく、若い父親っぽい男性でも、同じような行動(スタッフへ訴える)に出ていたのか?
- 容疑をかけておいて、容疑が晴れた老人男性に、なぜ謝罪がなかったのか。
まぁ、繰り返しますが、誤解される行動をした老人も悪いんですけどね。