Yahoo! JAPANのショッピングで、Magsafe(マグフセーフ)を購入したら偽物だったお話です。
利用したのはYahoo!ショッピング
先週のことです。
Yahoo! JAPANのショッピングで、Magsafe(マグフセーフ)をあるストアで購入手続きをしました。
お値段は4900円。Appleストアで買うのと同じような値段でした。
しかし、待っても、なかなか発送されたと表示されません。
そこで、問い合わせてみると、変な日本語の返事が帰ってきました。
このあと、発送を急かしたところ、なぜか「来週中」と言われたのに、翌日に届きました。
なんか変だな、と思いながらも、届いた袋を開けると、届いたのは中国語のシールが貼られた箱。
届くまで1週間かかっていましたから、中国製の、並行輸入品なのかも、と思いました。
ただ、箱を開けてみると、違和感がありました。
取り出した製品の説明書に、汚れがあったり、Magsafeの本体部分にサビがあったり、雑な品質に思えたのです。
Apple製品では、通常は無いことでした。
ただし、一応、使ってみると、充電はできました。
なんだ、ちゃんと動作するじゃないか、と安心はしたものの、どこか、不安は拭えません。
そこで、偽物との見分け方をネットで調べてみることにしました。
偽物の見分け方
すると、本物のMagsafeには、つぎの特徴があることがわかりました。
- 本体に刻印がある
- ケーブルに印字がある
- iPhoneと接続時に「設定」アプリでMagsafeの情報が表示される
逆に言うと、偽物には、これらの特徴がないのです。
さっそく、私の買ったものをチェックしてみました。
まず、見たのは刻印でした。
すぐに偽物と判明
これは、見て一瞬で分かりました。
あっ、刻印がない!!
偽物だ・・・!!
本物は、ケーブルの接続部分に、刻印があるようなのですが、私の買ったものには、明らかに刻印はありませんでした。
この時点で怒りが込み上げてきましたが、一応、つぎの偽物のチェックポイントを確認してみました。
ケーブルの印字です。
本物は、こうです。
一方、私の買った偽物のMagsafeのほうは、こうでした。
一応、印字はありました。
けれども、わかるでしょうか。
ちょっと違うんですよね。
さらに、本物のMagsafeを接続すると、iPhoneの設定アプリ内に、 Magsafeの情報が表示されるはずですが、私の買ったものは、その表示がありませんでした。
偽物確定でした。
返品と返金までの戦い
怒りは収まりませんが、とりあえず、Yahooショッピングで偽物(偽ブランド商品)をつかまされてしまったときの対処法を、まずは、Yahoo!ショッピングのヘルプページで調べてみました。
すると、まずは、とりあえずストアに返品と返金の対応をせまるように書いてありました。
そこで、私は、ストアに連絡をしてみることにしました。
偽物と認めないストア
ストアに、上記の三点の事実を、問い合わせページでぶつけてみました。
しかし、ストアから返ってきたのは、こんな返信でした。
並行輸入品といって、偽物であると認めなかったんですね。
しかも、やはり、何だか違和感のある日本語です。
不信感はさらに増します。
とはいえ、私にとっては、返金してもらうことが大事です。
返品可能と言っていますから、着払いでの発送にしたいと伝えてみました。
返ってきたのは、私が送料を負担しろ(?)という内容。
これには呆れましたし、この相手はもうダメだと思いました。
私は、Yahooに連絡することにしました。
到着後トラブルお見舞い制度
Yahoo!には、到着後トラブルお見舞い制度というものがあります。
Yahoo!ショッピングで購入し、届いた商品に不具合があるなどのトラブルが起こった場合に、支払金額をお見舞いしてもらえる制度です。
こちらから閲覧できます。
https://shopping.yahoo.co.jp/notice/inquiry/shp/
私は、こちらで、今回の事件について、説明して、Yahoo! JAPANで対応してもらえないかを、問い合わせをしてみました。
すると、Yahoo!から、つぎのような返事がありました。
お問い合わせいただきましてお手数をおかけいたしております。
このたびは、弊社出店ストアの対応において、お客様にご迷惑をおかけし、
誠に申し訳ございません。Yahoo!ショッピングでは、ご注文に関連するサービスや商品については
各ストアが管理を行っており、責任を負うものとさせていただいております。そのため、誠に申し訳ございませんが、このたびの件につきましては、
弊社から的確なご案内を行うことができません。返品については引き続きご利用のストアとお話し合いのうえ
ご調整くださいますようお願いいたします。なお、弊社からも、ご連絡いただきました件について、
お客様へ適切に対応をするよう該当のストアに依頼いたします。お客様にはお手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
要は、ストアと解決してほしいと言われてしまいました。
これにはちょっと、がっかりしましたが、仕方ありませんでした。
今回の事件のオチ
さて、Yahoo本社にまで連絡した今回の事件のオチですが、着払いについては、私はどうしても譲れませんでした。
そこで、私は、Yahoo!の名前を出せば、ストアの態度が変わるかもしれないと考えて、Yahoo!に解決を依頼しましょうか?と問い合わせをしてみました。
すると、ストアは態度を急変させたんですね。
もしかしたら、裏で、Yahoo本社からのアプローチも、あったのかもしれません。
これで、なんとか返金の約束を取り付けられました。
その後、ゆうパックの着払いで偽物のMagsafeを返品することに成功し、無事に、ストアから支払いのキャンセル手続きをしてもらえました。
今回の事件から得られた教訓
今回の出来事は、私にとっては、まさに「事故」としか言いようがなく、事前に予想することは不可能でした。
まさか、Yahooショッピングで、アップル製品の偽物が出回っているとは予想だにしませんでした。
とはいえ、今回の出来事から学んだことはあります。
それは、アップル製品は、アップル社のWebサイトで購入するのが確実であるということです。
それから、もしもアップル製品を、アップル社のWebサイト以外から購入するときは、買う前に、純正品かどうかをストアに問い合わせすることです。
以上、これを読んでくださった方の参考になれば幸いです。